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このあいだ、妹が帰省していて、読書家の彼女に対して
まあ、暇つぶしにでも、って何冊か僕のおすすめ(?)本
を渡した。
妹は一冊を除いて、読了し、読んだものに全て感想文付け
て返してきた。大したもんだ、、と、ちょっとあきれる。
でも、本当は、彼女が読めなかった一冊が一番お薦めだっ
たんだけど、、。

で、その中の一冊で、田口ランディのエッセイ集「根をも
つこと、翼をもつこと」を、僕も久しぶりに読み返してみ
た。
僕は、田口の小説(コンセントとかアンテナとか)は、あ
まり響かなかったんだけれど、彼女のエッセイは好きだ。
9・11の後の「~以降を生きる為のニューテキスト」の
中の娘に宛てた形式で書かれた短文も切実で良かった。

で、「根をもつこと~」。
初版が01年ってなっている。京都時代に買ったみたい。
買った理由はもう覚えていない、、。

幼児虐待と子猫の話、えひめ丸の事故の話、イメージの
力(想像力)の話など、あぁ、僕も他人事じゃないな、と
思わせられる。

「呪いの言葉」っていう章に書いてあることは、興味深く、
また身につまされる。ここで出てくる「呪い」は僕たちが、
思っているようなものでなくて、無意識のうちに発せられ、
日常的にそこかしこに存在する言葉についてだ。
何かしら自身の思い通り行かない辛い状況にあるとき、同
じ様な誰か・何かに対して、答えに窮するような、どうに
もならないこと(例:将来ろくなことがない、とか、お願
いだから僕(私)のこともわかって、とか、お前の為を思
って言っているんだ、とか)を要求して相手を混乱させ、
自分は優越感を感じて上昇する、と。

僕も知らない間に、そんな言葉を使ってきたのだろうし、
使われて来たようにも思った。
その辺りに無自覚でいたくないな、、とつくづく考えさせ
られた本でした。
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