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深夜便

「二十歳の原点」
大学の2回生の時に、ひょんなことから友人のそのまた友人から、
高野悦子が書いた「二十歳の原点」という文庫本をもらった。特別
興味があった訳でもなく、どんな内容のものかもわからなかったん
だけど、当時の僕も、現在と同じような状況にあって、意識を他に
移せそうなものなら何でも良かったので、とりあえずもらって読む
ことにした。
高野悦子が時間こそ違えど、同じ京都という土地で、同じ学生生活
を送りながら綴った思慮の記録・詩に痛く感銘を受けた。
「孤独であること、未熟であること、これが自分の二十歳の原点で
 ある」
(原文では 独りであること なんだけど。孤独は僕の勝手な記憶)

この文言は、当時の僕にもそのまま当てはまる気がした。
本文中の彼女の想いにも共感した。
僕もナルシスティックな使命感に高揚しながらも、眼前にある現実の
シビアさや自分の未熟さに直面せざるを得なくて、どうしようもなか
った。そんな自分をまず、未熟で孤独な人間だと認めて、そこからス
タートするんだ、と受け入れればいいんだ、って思えた。

高野は、本によると、結局、好きだった相手への未練等の感情的な部
分と、自己批判とかいった政治的?なキーワードをごっちゃにして
(もっと複雑なんだろうと思うけど)、自死を選んでしまう。旅に出
ようと書き残して。

で、あれから10年以上経つ現在、僕はあの原点からどれくらい進
めたのだろう!?
改めて言えることはそんなに無いかもしれない。
けど、今だって孤独で未熟であることを前提に、周囲の価値観に対
峙するのもそう悪くはない。高野は崇高な思索の結果を大学ノート
に残していなくなってしまったが、僕はこれからも鈍重にでも、何
かしらの表現を残していきたい、と思う。

なんかまとまらずだな、稚拙で未熟か、、。

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